今の家に備える

今の家でできる浸水対策と、改修の相談

浸水への備えは、大きな工事だけではありません。家のどこに水が入りそうか、何を先に上へ移すかを確認し、設備の更新やリフォームの機会につなげていきます。

まず、低い場所と浸水経路を確認する

出入口、換気口、配管貫通部、床下、地下室などを図面や写真で確認します。地面からの想定浸水深と床の高さを比較し、濡れると困る物や電気設備の位置を把握します。実際の浸水経路は住宅によって異なるため、防水工事を自分だけで判断せず施工店に相談してください。

工事をせずに始められる備え

重要書類や備蓄、持ち出す物を取り出しやすい場所にまとめます。気象情報を確認するタイミングや、家族が離れている場合の連絡方法も決めます。浸水してから地下に物を取りに行くような計画は避け、移動は安全に余裕があるうちに行います。

  • 水に弱い物を低い場所に集中させない
  • 側溝・雨水排水の点検を施工店と相談する
  • 避難時に持ち出す物を絞っておく

設備更新やリフォームで相談すること

給湯器・室外機・電源設備などの高置き、浸水後の点検口や清掃性、内装材の交換のしやすさを検討します。設備の移設は配線・配管・支持構造に関わるため、工事店の確認が必要です。床を高くするだけでなく、出入口の段差や日常の移動にも配慮しましょう。

止水用品は、避難の代わりにはならない

止水板や簡易土のうは、設置面、深さ、水圧、水質、準備時間などの条件が合って初めて役立ちます。津波・高潮や強い流れ、深い浸水まで防げると考えないでください。設置作業のために避難を遅らせず、自治体の情報と家族の移動にかかる時間を優先します。

参考にした資料

公的資料をもとに編集した一般的な情報です。敷地の境界、建築の可否、個別工事や保険の支払判断は各窓口でご確認ください。

わが家の場所でも、確認してみる。

住所から、災害ごとの情報と備えを整理できます。

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